(母子家庭と子供の貧困)
(フードバンク)
フードバンクについて
<フードバンクとは>
日本では聞き慣れない言葉ですが、アメリカでは40年以上の歴史があります。
直訳しますと「食料銀行」となります。
食べ物に利息がついたり貸したり借りたりするという訳ではなく
まだ十分食べられるのに「売り物にならないから」と捨てられていた食品を
食品会社から寄付してもらい、食べ物に困っている人たちに無料で届けるという事です。
寄付してもらう食品は、賞味期限内の食品のみを扱い、品質を保証し
届ける先も、安全・安心を考え原則、栄養士や調理師など「食」の専門家が居る
福祉施設や団体のみとしている。
あまった食品を只届けるという事ではなく、品質・安全・安心に考慮し活動をしている。
<日本の食料事情とフードバンクの必要性>
日本では食べ物の約3分の1は残されたり、捨てられたりしている。
2005年の「食料需給表」と「国民健康・栄養調査」によると、国民ひとり一日あたりの食品の
供給熱量は2573キロカロリー。これに対し実際に食べた摂取熱量は1851キロカロリー。
この差722キロカロリー、つまりほぼ一食分の食品が無駄になっていると考えられます。
食料自給率も日本はたったの39% アメリカ128% イギリス70% フランス 122%
とほかの先進国と比べても低く、世界で最も農産物を輸入している国なのに、一年間に出る
食品廃棄物は約2000万トンにも上る。
これは国連世界食糧計画(WPF)が世界の約8800万人に対して行った食料援助の5倍の量。
以上を見てもわかる様に、このもったいない食料をどうしていくかを考え行動しているのが
フードバンクなのです。
<なぜ私がフードバンク支援を行うのか>
上記の数字によるデータにも私は衝撃を受けましたが、
ある北九州市で起きた事件で更に衝撃を受けました。自宅でひとり暮らしの男性が亡くなりました。
原因は、空腹による「餓死」でした。残された遺書に「おにぎり食べたい」と書かれていたそうです。
私はこの食料豊かな日本で餓死する人がいるのかと目を疑いました。
日本では厚生労働省の「人口動態調査」で、死因が「食料の不足」とされ
毎年50人~100人近い人が餓死によって亡くなっているそうです。
私は、この状況についてごくシンプルに、何か出来る事はないかと考え行動しています。
主な私の活動 Leafブログにて詳細をご覧いただけます。
NPO法人 リトルワンズ (シングルママ・シングルパパ・子供の貧困 支援団体)に寄付をしています。
NPO法人 フードバンク山梨(生活困窮者支援団体)に寄付をしています。
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